タブレット端末や、スマートフォン、ノートパソコンなどモバイル端末が普及することによって、どこにいても仕事を行うことが可能な環境が整ってきました。ところが、まだオフィスの中はデスクトップのパソコンを使っていたり、ネットワーク環境が有線LANになっているのが実情の会社は少なくありません。企業向け無線LANを導入することでどんな場所でも情報を共有することが可能になったり、幾つものプロジェクトを併行して行うのにあたり、オフィスレイアウトや座席の変更や移動が簡単にできたり、支店に出張している時でも日常的に使用する端末を使って、資料を準備したりすることができたりします。また、通信環境が安定するのに加えてを、業務の効率を上げたり、コストを削減したりするメリットを得ることが期待できます。
様々な場所でデータを引き出して相談できる
業務をこなす上で、様々な問題が生じてしまったときには、権限のある人や、様々な部署の人間に相談したり承認を得たりして、業務を進めていくことが少なくありません。そのような場合に、資料を他の部署に持って歩き回ったり、電子メールや電話を使って状況を伝達することになるのですが、本質的な問題点をなかなか伝えるのが難しいことがあります。企業向け無線LANを採用することによって、会議室や、自分の席だけでなく有線LANが繋がらない場所でも、スマートフォンやタブレット端末を使ってデータを引き出すことができるようになります。場所の制限なしで、モバイル端末を一台用意するだけで、色々な場所で相談をすることが可能であるというのがメリットの一つとなります。このことによって、業務が効率的になり、生産性が向上することが期待できます。
プロジェクトごとのレイアウトの設定が不要になる
これまでのオフィスは、座席ごとにデスクトップパソコンを設置し、有線LANや、ルータなどを設置することが必要になります。そして近頃、オフィスでは事業が拡大することによって、様々なプロジェクトに取り組むことが増えてきていますが、そのときに直面する問題が、座席のレイアウトを変更することになります。レイアウトを検討するのに時間がかかったり、機器の配置を変更するときに費用が発生したりします。企業向け無線LANを導入することによって、座席のレイアウトを前もって設定しなくても、仕事をすることが可能なフリーアドレスの環境を提供することができるようになります。プロジェクト毎に座席の位置を考慮して座席のレイアウトを組まなくても、自由に移動することができるため、業務の効率が上がり、生産性も上がります。